カウンセラー養成講座受講1日目

先日から、

いつも妻がお世話になっている、

カウンセリングルーム主催の、

カウンセラー養成講座がスタートしました。

 

月1回の全10回にわたる講座で、

費用はトータル約6万ちょっとになります。

 

妻がカウンセリングを受けている分、

すこし割り引いてくれたのは、家計的に助かります。

 

応用心理学のなかの、臨床心理学をベースに、

現役のカウンセラーの先生から、

直々にカウンセラーの技巧と知識を実践形式で教えていただく内容になっています。

 

そもそも私がこの講座を受けようと思ったのは、

カウンセラーになりたいということよりも、

自分自身の人間性を高めたいというのが、一番の理由です。

ようは自分磨きですね。

 

躁鬱病の妻のこと、重心身障害の息子のこと、職場の人間関係、将来への不満、子育て、、、

 

今自身の抱えている悩みを解決するのは、

その全てが自分の考え方・とらえ方しだいなのかなと。

 

そのためには、

自分ときちんと向き合い、自分を分析せねば。

 

自分のことを分析するには、

人間の心理について知る必要があるのかなぁ。

 

あ、そういえば一昨年くらいに、通信講座でどっかの学会が認定している、

「メンタルケアカウンセラー」というカウンセラーの基礎中の基礎的な内容の講座を、

受けて修了証書をもらったことはありましたが、

実際そこで得た知識をあまり活用しなかったので、

これを機会に、きちんと活かそう!

 

この時使った教材を棚から引っ張り出し、

ざっと復習しましたが、

いやいや、だいぶ忘れていましたね。。。(泣)

やっぱり活用して活かさないと、せっかく得た知識も意味がなくなるなー。

 

これを教訓に、

今回から講座を修了した後の活用の仕方をきちんと考えないと。。

 

そんなこんなで、1回目の講座を受けてきましたが、

内容的には、メンタルケアカウンセラーで学んだことと、

座学はほぼ同じでしたが、

座学以外の2人1組で行う実技は、

とても勉強になりました。

 

今回の実技では、

カウンセラーに必要な「自己開示」について、

実際におこないました。

 

自己開示とは、

ありのままの偽りのない自分を、

相手に見せるということです。

 

 カウンセラーはクライアント(カウンセリングしに来た人)から、

信頼されないといけません。

 

クライアントが心を開いて話すためには、

まずカウンセラー自身が心を開いて、

自分をさらけだす必要があるとのことですかね。

 

持ち時間3分を与えられ、

その3分間の中で、自己開示を行いましたが、

いやー、なんか、時間が決められると、

あせっちゃいますよね。

 

この自己開示で大切だと思ったことは、

相手によく思われたいとか、

相手に嫌わせたらどうしようとか、

相手の自分に対する感情を、

まったく気にしないことなのかなと、思います。

 

そのためには、

やっぱり自分の全てを受け入れて認めてあげることなのかな。

 

でもこれって言葉でいうのは簡単ですが、

なかなか全てを受け入れるって、難しいですよね。。

 

自分の場合は、まだまだ受け入れていないところがあるので、

ここは今後の課題かなー。。

 

 

 

あともうひとつ「へぇー!」と思ったことは、

 

人にはすでに「よくなる力」が潜在的に備わっていて

カウンセリングによってその力を引き出し、

自らの力によって、自身の問題を解決するという考え方があると知ったことです。

 

この考え方は、1900年代に、

カール・ロジャーズというアメリカの臨床心理学者さんが提唱した心理療法で、

「来談者中心療法」と呼ばれていて、

今ほとんどの病院やカウンセリングルームで行っている、療法です。

 

ただ病院のお医者さんや、精神科医さんは、

短い時間内で、対処しないといけないところもあり、

じっくりと患者さんの話を聞いてあげるところはまだまだ少ないとのこと。

 

そこを民間のカウンセリングルームがカバーしているのが、

今の日本の現状みたいです。

 

そして講座の最後に一番心に残ったことは、

いくら心理学の知識やカウンセラーの技術があっても、

クライアントさん自身に、

自分の病気を治したい、という意思がないかぎり、

良くはならないということでした。

 

んー。。

たしかに、そうかもしれない・・・。

 

ま、とりあえず、

今の自分の課題点も再確認できたことだし、

有意義な時間を持てたということで、

今回はここまでにしておきます。

 

ここまで長々と、読んでいただきありがとうございます。